『パズドラ』や『ラグナロク マスターズ』のMAUが堅調に推移。子会社GRAVITYは2020年に複数タイトルをリリース予定。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(以下、ガンホー)は、2019年12月期決算(連結)を2月13日(木)に発表した。当連結会計年度において、売上高は1013億9200万円(前期比10.1%増)、営業利益は283億4900万円(同6.7%増)、経常利益は286億1700万円(同7.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は181億4600万円(同9.4%増)だった。
![ガンホー 決算](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/02/c5c250a8d734b7b987125baf6f1037e1-500x81.jpg)
![ガンホー 通期](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/02/9cceb2b9e094b53040396c27cd55077a-500x372.jpg)
![ガンホー 業績推移](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/02/052480f45baab90aacca2bb328a50cfb-500x374.jpg)
経営成績に関する説明
既存ゲームについては、『パズル&ドラゴンズ(以下、パズドラ)』を引き続き長期的に楽しんでもらうことをメインに、ダンジョン等の追加やゲーム内容の改善、他社キャラクターとのコラボレーション、eスポーツイベントの開催など、継続的なアップデートとイベントを開催してきた。
ゲームでは、MAU(月間アクティブユーザー)の活性化に向けた取り組みを実施すると共に、テレビアニメを含めた新規ユーザー獲得のための施策を継続的に行なったことで、売上高は好調に推移した。
![パズドラ MAU](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/02/9412efcda429284c6fe6d57d4a51d5b2-500x374.jpg)
また、『パズドラ』シリーズ最新作のNintendo Switch向け『パズドラGOLD』を2020年1月15日に発売した。
![パズドラgold](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/02/236d67df3a9ee26751e307ccb9cbf4a2-500x374.jpg)
新規ゲームに関しては、2019年6月に日本でサービスを開始した『ラグナロク マスターズ』が、ゲーム内イベントの開催やテレビCMの放送により、MAUが堅調に推移した。
![ラグナロクマスターズ](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/02/1bfed0584d4fc5edb565a8ff78b16112-500x374.jpg)
株式会社カプコンと共同開発したスマートフォン向けカードゲーム『TEPPEN』は、2019年7月4日から北米・欧州にて、8月8日からはアジア・日本でサービスを開始した。国内外においてeスポーツイベントを積極的に開催し、テレビCMを含めた広告宣伝を行なったことで、2019年11月19日に累計400万ダウンロードを突破した。
![TEPPEN GAME](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/02/de9f7d0d0cd59637bd6b91ff8679270f-500x373.jpg)
子会社の韓国GRAVITY Co.,Ltd.が配信している『Ragnarok M: Eternal Love』の既存配信地域の売上高が配信当初と比べて落ち着いてきたが、継続的なアップデートとイベントの開催により安定して推移した。同作は、引き続きガンホーグループの連結業績に貢献している。
![ガンホー Gravity](https://otakuindustry.biz/wp-content/uploads/2020/02/fb7517d00a9ca42646c07d248fd6fdab-500x373.jpg)
関連サイト
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社公式サイト
2019年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年12月期決算説明資料