「109シネマズ」をはじめ、バーチャルアーティストのライブを全国各地で開催。リアルアーティストのライブビューイングも視野に。
株式会社東急レクリエーション（以下、東急レクリエーション）は、バルス株式会社（以下、バルス）と、2020年3月23日付で事業提携することを発表した。
リアルとバーチャルの融合によって新しい体験を創造することを目的に、
今回の事業提携では、東急レクリエーションとバルスの両社が協力体制のもと、「109シネマズ」でのバーチャルアーティストのライブ拡大、ライブビューイング網の共同開発、ライブ事業の共同興行の3点を中心に事業を推進するとのこと。
バーチャルアーティストのライブ拡大については、東急レクリエーションが全国19か所で運営するシネマコンプレックス「109シネマズ」のうち、これまで大阪と川崎の2か所でライブを行なってきたが、今回の事業提携を皮切りに名古屋や広島など、全国の映画館でライブを順次開催していく。
ライブビューイング網の共同開発に関しては、バルスが運営する遠隔ライブシステム「SPWN」を利用して、全国の劇場などで同時にライブが開催できるよう、ライブネットワークの拡大と開発を行なっていく。このネットワークと通常回線での低遅延高画質映像伝送技術により、バーチャルアーティストのライブだけでなく、リアルアーティストのライブビューイングについても、幅広い規模の開催を目指すとのこと。
ライブ事業の共同興行は、バルスと東急レクリエーションの両社が、今後、東急グループが持つ渋谷などの施設での展開を想定して、XR技術を活用した新しいライブエンターテインメントの企画及び製作を共同で行なう。
本件の詳細については、2020年3月23日（月）に東急株式会社が主催するイベント「東急アクセラレートプログラム2019 Demo Day」でも発表が予定されている。
