ゲーム会社room6、hako 生活氏と新インディーゲームレーベル「ヨカゼ」を立ち上げ

思わず世界に浸ってしまう情緒ある雰囲気を特徴とする新ゲームレーベル。個人開発者同士の繋がりをつくる活動も計画。

株式会社room6（以下、room6）と個人ゲーム開発者「hako 生活」が、新しいインディーゲームレーベル「ヨカゼ」を立ち上げることを発表した。

「ヨカゼ」は、グラフィックや音楽、テキストの端々にゲーム性という要素が折りあわさって、思わず世界に浸ってしまうような、情緒のある体験を持つゲームをリリースするために立ち上げられたインディーゲームレーベル。

room6を母体に活動するが、パブリッシャーの枠を超えた新しいインディーゲーム共同体として、個人開発者や他社のパブリッシングのゲームでも参画できるような運営を目指すという。

　また「ヨカゼ」の活動を通じて、横のつながりが希薄だった個人開発者やパブリッシング企業同士の“ハブ”になれればいう思いから、開発者同士のつながりをつくる活動も行なっていく。これによってなかなか共有できなかったコンソール機の技術情報や、アートに関する知見の共有などに繋げたいという思いがあるようだ。

「ヨカゼ」のブランドマネージャーには「hako 生活」が就任し、レーベルのブランディングやマネジメントを担当する。

hako 生活氏のコメント
「『ヨカゼ』は、世界に浸れるような体験を持つゲームが集って生まれた、インディーゲームの新しいレーベルです。ヨカゼというレーベルによって、パブリッシャーの枠にとらわれず、『ゲームへのこころざし』という単位で各タイトルにタグ付けを行うことが目的です。ヨカゼのゲームをプレイしたユーザーは、ゲームの体験をベースに、直感的に同じこころざしのゲームを辿って見つけることができます。プレイヤーにとっても、ゲーム開発者達にとっても、必要な相互作用のプロモーションの一つとして、確立していきたいです。」

「ヨカゼ」ラインナップ（予定）