LINE、LINE NEWSなどの広告増加で赤字縮小 営業損失139億円 2020年12月期第2四半期決算

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LINEマンガの決済高が堅調に推移。新型コロナウイルス感染症の影響による運営自粛で、LINE FRIENDSの収益が半減。

LINE株式会社(以下、LINE)は、2020年12月期第2四半期決算短信(連結)を7月29日(水)に発表した。連結累計経営成績については、売上収益1173億4600万円(前年同期比5.9%増)、営業損失139億5000万円(前年同期は営業利益218億1600万円)、四半期損失245億2200万円(前年同期は四半期損失280億2900万円)、親会社の所有者に帰属する四半期損失201億6300万円(前年同期は親会社の所有者に帰属する四半期損失266億1900万円)だった。

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経営成績に関する説明

コア事業では広告サービス、コンテンツ及びコミュニケーションサービスを行なっており、売上収益505億円(前年同期比4.4%増)を計上した。

広告では、LINE NEWSやスマートチャンネルの広告インプレッションの増加が売上に貢献し、広告全体の売上収益は319億円(前年同期比3.9%増)となった。

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コンテンツでは、新型コロナウイルス感染症による外出自粛の影響や、積極的にマーケティング施策を行なったことで、LINEマンガの決済高が堅調に増加し、売上は105億円(前年同期比5.3%増)となった。

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戦略事業におけるLINE FRIENDSについては、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、店舗の運営自粛により売上が25億円(前年同期比46.7%減)だった。

関連サイト

LINE株式会社公式サイト
2020年12月期第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年12月期第2四半期決算補足資料

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