電通とエジェ社、接客VTuberサービス「Chara Talker」の共同開発を発表

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来店客との会話に特化した接客サービスにVtuberを活用。伊勢丹新宿店にて第1弾サービスを展開。

株式会社電通と株式会社エジェは、簡便で安価に導入できる3Dバーチャルキャラクターでの接客VTuberサービス「Chara Talker(キャラトーカー)」を共同開発したことを発表した。

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3Dバーチャルキャラクターは、Youtubeなど動画配信サービスで出演・活躍するキャラクター、通称「VTuber(バーチャルYoutuber)」として広く一般的に定着し、企業や自治体の宣伝マスコットとして起用されているだけでなく、テレビ番組にもタレント出演するなど、ますます活動の場を広げている。

その理由としては、プロモーションにあわせたキャラクター造形が可能であること大きいが、バーチャルキャラクターなだけに、キャストのスキャンダルリスクの低さといったこともあるようだ。

ただ、キャラクターのモデルが人型であることが多く、高い模写性が求められるため、結果として、身体の動きをトラッキングする高精度なセンサーデバイスや、高価な機材が必要となり、その運用にも専門スタッフが必要という課題も顕在化している。

「キャラトーカー」は、電通の企画プロデュース力とコンテンツクリエーティビティー、エジェ社が持つスマホ向けの3Dキャラクター制作やアプリ制作の高度な技術知見を掛けあわせることで、自然で豊かな表情やジェスチャーを表現できるハイクオリティーなキャラクターのデザインを実現したという。

来店客との会話に特化していること、顔の表情に重点を置いていること、スマホからキャラクターを操作できるという特徴があり、必要最低限の機材・スタッフ数で、簡便・安価な導入が可能なのがウリだ。

また、店内のデジタルサイネージ、イベント、売り場、受付など、あらゆる企業コミュニケーションの場で展開できるのも強みのひとつといえる。

このサービスの第1弾として、12月12日~24日、伊勢丹新宿店・本館6階催事場で開催される「2018 ISETAN CHRISTMAS LAND」で、小猫のキャラクター「なてし(著作:電通およびエジェ社)」によるイベントを実施する。

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